ひょえ〜、ついに10回を迎えてしまった女性ライダーの祭典、女だらけの大宴会、会場中がムンムンのミス・バイク一万人大会。こんなに続くと誰が思ったことか…
やっぱ、女は持久力かあるんかのー!?
女だって乗り続ける10年一昔なんだよねー、ホント
10年経つと生まれたての赤ん坊が小学生で、小学生が20歳の成人式か。ひゃー、当り前なんだけど驚いちゃうね。その10年の間、毎年こうやって女性ライダーが100〜200人集まっているんだね……しみじみ凄いかも。
10年前は確かに女性ライダーブームだったVTやSRXではずみがついて、何だかワーッって感じで女性ライダーが増えた“エビゾり”なんて言葉もこの頃できた?バイクの足着きを気にするようになったのもこの頃、ピンクか妙に流行ったりもしたね
そんな頃に本誌のミス・バイクのページで三好礼子(現山村礼子が呼びかけて、読者のスタッフが集まってミス・バイククラブが出来た。全員が当然ボランティア、仕事が休みの土、日に集まって「一度でいいから女の子だけでミーティングやってみたい」って一万人大会を企画した。何やっていいかわからず、下見も3回した。大会が終った後には無茶苦茶疲れて、2度とやるもんか」って思ったスタッフもいた。
でも、2回目やったそして、3 回、4回……ついに10回やっちゃった。なんでかな毎年、準備はすっごく大変なのに。
そう、やっぱ楽しいから、この日だけしか会わない友達がいっぱいできたから。初めて来た人がまた来るね」って言ってくれるのが嬉しいから。結婚や出産でバイクから遠ざかった人が「また乗り始めたよ」って来てくれるのに感動できたから励まされたこと、教えられたことがいっぱいあった。ズラーッと並んだバイク、楽しそうに走る姿、来た時も帰る時も一生懸命振ってくれる手、何もかもが「ああ、バイクに乗っててよかった」って思わせてくれた。
ずーとずーとバイクに乗っていたら、これからもこんな素敵な笑顔に出会えるって思えてしまう。
10年乗り続けられた、10年やり続けられた。そして、10年来てくれた人もいりゃ、今年初めて来てくれた人もいる。そうして、顔ぶれが変わりながらも、バイクに乗り続ける女性ライダーがいることが嬉しい。
10年目のミス・バイク。メンバーが変わりながらも支え続けたスタッフ、参加してくれたミス・バイク、「おっ、今年もかい」と協力してくれた花火屋さんやスポンサー達。誰もかれもに感謝したくなった。
ありきたりだけど、ありがとうバイクに乗り続けてよかった。この大会を続けてよかった。私見レポートで申しわけないけど、しつこいけど……ありがとう!
まりこ
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